地下鉄の通信環境改善へ

都営線駅間での工事視察

都議会公明党の高倉良生等各議員は2月26日未明、都営地下鉄新宿線市ケ谷駅付近のトンネル内で、駅間の通信環境を改善するための工事を視察した。
 この工事は、携帯電話事業者らで構成する社団法人「移動通信基盤整備協会」が都の許可を得て、昨年12月末から行っているもの。完成すれば、地下鉄のトンネル内でも携帯電話のメールやインターネット機能が使えるようになる。
 この日、一行は終電後の午前1時半ごろ、市ケ谷駅のホームから下りてトンネル内へ。作業員らがトンネルの壁に、アンテナの役割を果たす漏洩同軸ケーブル(LCXケーブル)を敷設する様子を見守った。工事担当者によると、同ケーブルは電波が漏れ出す仕組みになっており、携帯電話がその電波を受信することで通信が可能になるという。