災害時のオフロードバイク活用で都とボランティア団体が協定を締結しました

災害時におけるオフロードバイクを活用した情報収集の支援について、東京都は3月30日、「災害ボランティアバイクネットワーク関東」と協定を締結しました。締結式には、オフロードバイクの災害時の活用を訴えてきた都議会公明党の伊藤こういち議員のほか、高倉良生、上野和彦の各議員も出席しました。バイクの機動性を生かした災害時の情報収集が期待されます。

 締結式には都側から田邉揮司良・危機管理官、矢岡俊樹・総合防災部長らが出席。「災害ボランティアバイクネットワーク関東」から井田博雄・会長、神谷忠・バイク災害救助隊長、成田睦郎・東京支所事務局長らが出席しました。

 協定では、災害時に都から「災害ボランティアバイクネットワーク関東」に対して、災害現場への出動・被害状況の把握などについて要請する規定のほか、事故など損害があった場合の補償や道路通行・燃料確保についての都の支援など、必要な事項が盛り込まれています。協定は4月1日から施行されます。

 都議会公明党では、伊藤議員が平成26年3月の都議会予算特別委員会で、災害時のオフロードバイクの活用について提案していました。伊藤・高倉・上野の3議員は、災害時に活動するオフロードバイク隊を編成している静岡市と意見交換するなど、積極的に取り組んできました。