避難者受け入れの都営住宅で要望聞く

東京都は東日本大震災や原発事故で東京に避難してきた方々を都営住宅などで受け入れていますが、高倉良生は12日午後、中野区白鷺の都営住宅を訪問し、集会所で救援物資の仕分け作業に取り組む団地自治会長らと懇談しました。

自治会長をはじめ団地関係者からは、避難者受け入れにあたって、これまでも、さまざまな要望を受けてきました。東京に車で避難してきた方々のための無料駐車場確保については、東京都技監に対し繰り返し申し入れをしてきたほか、生活費や生活用品の確保、転入学する子どもたちへの配慮や経済的負担の軽減などについて、都や中野区に対応を求めてきました。

この都営住宅の集会所には近隣町会の方々からの真心の救援物資がたくさん届いており【写真】、自治会ではそれらを避難者の方々に配布しながら、細かな相談に乗っています。

この日の懇談では、避難者の方々に対しての雇用支援、必要な行政サービスの提供、幼稚園や保育園への子どもの入園、中野区役所に行くために利用するバス賃の補助など、さらにきめ細かな要望をいただきました。必要な対応を都や区に求めていきます。