新銀行東京が「再建計画」最終年度の決算を発表

NO IMAGE

新銀行東京の平成24年3月期決算が昨日公表されました。当期純利益は7億9千万円余の黒字で3年連続の黒字。銀行本業のもうけを示す実質業務純益も11億5千万円余の黒字で2年連続の黒字となりました。

新銀行東京は平成20年度から4年間、再建計画を進めてきました。今回の決算は再建計画期間における最終的な決算になります。

この間、私は再建計画を所管する都議会経済・港湾委員会に通算2年半以上所属し質疑を続けてきました。また、新銀行東京特別委員会(もう設置されていませんが)にも所属し質疑を行い再建計画を継続して監視してきました。
特に再建計画を進めるにあたり都が追加出資した400億円は断じて毀損させないようにしてきました。今回の決算で純資産は504億円となり初めて500億円を突破し、再建計画の目標を大幅に上回りました。

私たちはこれまでも強く主張してきたように、新銀行東京については、業務提携や経営譲渡によって追加出資を保全または回収するよう求めていきます。