都議会・常任委員会審議について

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都議会は代表質問・一般質問が終わり、本日は各常任委員会の審議が行われました。豊洲新市場問題は経済・港湾委員会での審議に舞台が移り、本日も深夜まで審議が行われました。
都が盛り土をしていなかった問題について、昨日の都議会公明党・伊藤こういち議員の一般質問に対し、小池知事は歴代市場長や幹部職員の責任を明確にし、行政監察手続きを進めて懲戒処分などの対応を取ると述べました。
本日の経済・港湾委員会での質疑でも木内良明議員が真相究明に向けて都側を厳しく追及しました。明日7日も同委員会で審議が続けられます。

開会中の都議会第3回定例会には、総額126億円の補正予算案(待機児童緊急対策)が提案されています。
都議会公明党が提案してきた内容も反映されている緊急対策であり、賛成して早期に効果があがるよう推進していきます。本日の厚生委員会で私も緊急対策に関して、さらに質疑を行いました。
この緊急対策には、保育士や保育補助者の給与をアップするための施策が盛り込まれていません。都議会公明党の代表質問(4日)でこの点を指摘し、知事は来年度に取り組むことを明らかにしています。

世田谷区の都立芦花公園の一角を利用して進められている保育所設置場所の地下から大量のごみが見つかり、その一部から環境基準の約3倍の鉛成分が検出された問題で、都議会公明党は現地調査をもとに代表質問(4日)で都の対応をただしました。
具体的には、現場の実態や汚染原因の早急な調査、大量のごみを取り除く対策の実施、事業者への適切な支援を求めました。
待機児童対策を進める方策のなかで都は、都有地を積極的に活用していく方針ですが、都有地を区市町村や民間事業者に提供していく場合、都として十分な安全調査をすべきとも訴えました。