中小企業のロボット開発から安全性評価までを支援する「東京ロボット産業支援プラザ」(江東区青海)が4月20日、全面オープンしました。都議会公明党の高倉良生らは26日、同プラザを訪問し、関係者と意見交換しました。
地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター(都産技研)が設置したものです。都産技研は昨年度から「ロボット産業活性化事業」をスタートさせ、基盤技術の開発や公募型共同研究開発などに取り組んできました。
新たに設置された支援プラザには、ロボットの試作・評価支援、安全認証技術支援に必要な各種機器(傾斜路走行性試験装置、複合環境振動試験機、超大型3Dプリンターなど)が導入されています。傾斜路走行性試験装置は長さ15メートル・幅10メートルの全国最大級の走行路を備えています。
また、ロボット開発に意欲のある中小企業が集まり、情報交換する場として「共同開発スペース」も整備されています。
今年度も新たな公募型共同研究開発を推進することにしており、成長が期待されるロボット産業を推進する拠点として大きな機能を発揮しそうです。