火力発電所の状況調査

運転再開へ課題の解決を

電力不足が懸念される中、都議会公明党は8月9日、福島県新地町にある新地火力発電所を視察し、電力供給の見通しを調査した。

同発電所は200万キロワットを発電する国内最大級の石炭火力発電所。東京や東北などに電力を供給している。震災の影響で運転は止まっているが、年内の運転再開を目指し復旧を急いでいる。

特に相馬港沖の防波堤がほぼ損壊したため、波の影響で燃料の搬入が難しいなど課題が明らかになった。同発電所の運転再開が急務であるため、都議会公明党は国に対し課題解決への対応を強く求めていく。