東京都議会公明党(東村邦浩幹事長)の高倉良生政務調査会長と上野和彦、松葉多美子の各都議は16日、東京都日の出町を訪れ、台風19号の豪雨に伴う平井川の増水で約100メートルにわたって都道が崩落した現場を調査した。嘉倉治、縄井貴代子の両町議が同行した。
現場は、現在も車道が寸断されたまま。沿道の民家の敷地に人が歩く臨時通路を作り、先の集落へ物資を運んでいる状況だ。都西多摩建設事務所の担当者は「川の水量が減るまで工事を始めることができず、復旧には時間がかかる」と話していた。
このほか都道が崩落し集落が孤立した奥多摩町や、秋川が氾濫し深刻な住宅被害が発生したあきる野市の被災現場を回った。
高倉政調会長は「いずれの被害も住民に大きな影響を与えている。都として早期復旧に全力を挙げていく」と述べた。