高齢者の孤立防止を/介護現場の実情調査

 公明党の高倉良生都議(都議予定候補=中野区)は9日、東京都中野区で介護事業所の運営や介護予防事業などに取り組む「株式会社カレア」を訪れ、介護現場における社会的孤立の現状を巡り、田口善彦代表取締役と意見交換した。地元区議が同行した。
 田口代表取締役は「家族と同居しているが、認知症などの要因で意思疎通がうまくいかず、孤独を感じている高齢者がいる」と指摘。また、家族が遠方に住んでいるために介護関係者との連携が難しいケースに言及し、高齢者の孤立を防ぐ見守り体制を拡充する必要性を強調した。

 高倉都議は「現場の声をしっかりと受け止め、支援充実に取り組む」と述べた。