震災がれき処理促進

放射線測定、分別状況を確認

都議会公明党の高倉良生都義等は、12月22日、都が全国で初めて、東日本大震災による災害廃棄物(がれき)を受け入れている岩手県宮古市を訪れ、がれきの分別場を調査した。

宮古市のがれきについて都は、11月に先行事業として1カ月間に約1000トンを受け入れ、12月21日から本格事業を開始。24年3月末までに約1万トンを受け入れる予定となっている。

一行は、がれきの選別作業や、コンテナに積み込む際など、搬出までの3段階にわたって放射線量を測定している様子を視察。都の担当者から、「これまでの測定は全て基準を下回っている」などの説明を受けた。