専用病院へ準備進む/東海大付属病院を視察/公明新聞

 東京都議会公明党の高倉良生政務調査会長、上野和彦、伊藤興一、松葉多美子、細田勇の各議員は15日、新型コロナウイルスの感染者のみが入院できる専用病院として準備を進めている東海大学医学部付属東京病院(渋谷区)を訪れ、西﨑泰弘病院長ら関係者と意見を交わした。

 この病院ではこれまで、軽症から中等症まで外国人6人を含む31人の患者を受け入れてきたほか、1000人以上のPCR検査を実施してきた。

 8月に専用病院としての運用が決まり、準備が整っている20床に加え、現在、新たに40床を整備しており、今月23日から最大60人の患者の受け入れが可能になる予定。

 一行は、患者が入院しているフロアや、整備中のフロアを確認。その後の意見交換で病院側は、財政支援の拡充を強く要望するとともに、「医療従事者の家族への偏見をなくしてほしい。そのストレスが大きい」と訴えた。

 視察後、高倉政調会長は、病院の取り組みに感謝の意を示しながら、「病院の経営を支えるため、専用病院になる民間病院に対して、特段の財政支援ができるよう取り組んでいきたい」と話していた。

掲載日:2020/10/16 面名:7
(新型コロナ 創意工夫で街を元気に)観光バスの安全性PR/換気性能を確保、消毒も徹底/都議会公明党が見学会を視察
 都議会公明党(東村邦浩幹事長)の高倉良生政務調査会長らはこのほど、東京バス協会が主催した、観光バスの安全性をPRするための見学会を視察した。

 見学会は、日本旅行業協会関東支部、全国旅行業協会東京都支部などと共同で実施された。コロナ禍で利用客数が低迷する観光バス業界を下支えすることが目的。協会の担当者は、車内の消毒や乗務員の体温確認を定めた業界のガイドラインに基づき感染症防止策を講じていることを紹介。その上で、「(バスに搭載されたエアコンを活用すると)新幹線と同様に、窓を開けなくても約5分で車内全体の空気が入れ替わり、安全だ」と説明した。

 見学会に併せて、都内ではラッピングバスが走行を開始。装飾が施されたバスには、「コロナの最前線で頑張る皆さんありがとうございます/観光バスも感染防止に努めます」「マスクと消毒、優れた換気性能のバスで/楽しいバス旅に出かけませんか!」などと描かれている。4台1組で、都内の表参道や銀座などをはじめ多摩地域も走る。

 高倉政調会長は「観光バスの安全性の周知を後押ししていく」と語っていた。