都議会公明党(東村邦浩幹事長)の高倉良生政務調査会長らはこのほど、東京バス協会が主催した、観光バスの安全性をPRするための見学会を視察した。
見学会は、日本旅行業協会関東支部、全国旅行業協会東京都支部などと共同で実施された。コロナ禍で利用客数が低迷する観光バス業界を下支えすることが目的。協会の担当者は、車内の消毒や乗務員の体温確認を定めた業界のガイドラインに基づき感染症防止策を講じていることを紹介。その上で、「(バスに搭載されたエアコンを活用すると)新幹線と同様に、窓を開けなくても約5分で車内全体の空気が入れ替わり、安全だ」と説明した。
見学会に併せて、都内ではラッピングバスが走行を開始。装飾が施されたバスには、「コロナの最前線で頑張る皆さんありがとうございます/観光バスも感染防止に努めます」「マスクと消毒、優れた換気性能のバスで/楽しいバス旅に出かけませんか!」などと描かれている。4台1組で、都内の表参道や銀座などをはじめ多摩地域も走る。
高倉政調会長は「観光バスの安全性の周知を後押ししていく」と語っていた。