都議会公明党(東村邦浩幹事長)の「動物との共生を進めるプロジェクトチーム」(PT、高倉良生座長)のメンバーは9月17日、環境省や都などが所属する動物愛護週間中央行事実行委員会が台東区の上野恩賜公園で開いた「動物愛護ふれあいフェスティバル」を視察した。
同フェスティバルは、動物愛護週間(9月20~26日)に時期を合わせて、毎年開催しており、企業や動物愛護団体がペットの美容相談や写真展のブースを出店した。都のブースでは、都の職員の原作による映像作品「犬を飼うってステキですーーか?」の上映や、動物愛護相談センターの取り組みが紹介されていた。
これまで都は、「飼育放棄」抑制のため、犬や猫を飼育することの難しさや飼い主の責任を啓発。また飼い主が高齢になるなど、やむを得ず飼育できなくなった場合には、動物愛護相談センターなどを通じて、別の飼い主に譲渡するなどの対策を講じており、その結果、都内の犬や猫などのセンター収容数、殺処分数は減少傾向にある。
都議会公明党は昨年からPTを設置し、議会質問などを通じて動物愛護施策を一貫して推進してきた。視察後、高倉座長は「犬、猫などの動物殺処分ゼロに向けて、継続して後押ししていく」と話していた。
(公明新聞10月2日付け)
動物との共生を進めるプロジェクトチーム
-
Next
駅の転落防止策進む