都知事に署名と要望書/スタッフ代表
舞台芸術やイベントの運営に裏方で照明や音響などの技術スタッフとして携わる小規模事業者や個人事業主の代表が21日、都庁内で小池百合子知事と会い、経済的な支援を求める要望書を1万4258人分の署名と共に提出した。公明党の東村邦浩、高倉良生の両都議が同席した。
席上、都内在住の富正弘さんは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府の自粛要請で、2月末から全国的にイベントが中止となり、「2カ月以上、収入がない状況だ」と説明。この状態が続くと、多くの事業主が倒産や廃業の危機に直面し、将来の文化芸術やエンターテインメント業界を支える人材の確保や、技術継承に影響すると訴えた。
これに対し、小池知事は「サポートしていきたい」と応じた。
(公明新聞 2020/05/22)
(公明新聞 2020/05/22)